マイホームが欲しいと思って, 見学に行くと
セールスマンがきまって聞いてくることが
「お勤め先はどこですか?」
「収入はおいくらですか?」
「ご予算はおいくらですか?」
「現在の家賃はおいくらですか?」
「勤め先, 収入, 予算」は住宅ローンを組めるか大事な要素.
これに「現在の家賃」というのを組み合わせて, 言葉巧み(?)にセールスを繰り広げてきます.
・貸主(持ち主)の利益
・物件の返済
・管理費
・修繕積立費
・固定資産税&都市計画税
管理費は借主が支払っているかもしれませんが, 家賃には上記が含まれています.
対して, セールスマンの鉄板のセールストークである「家賃並みの返済額で家が買える」というのは
上記の「物件の返済」のみを意味します.
(Damienさんは「家賃並みの返済額で家が買える」とセールストークに思わずF wordを浴びせてしまいました)
そもそもマイホームという人生の中で最も高価な買い物をしようと決めて見学にくるのですから, 脳内はお花畑なネギを背負ったカモでしかありません.
1st contactで「家賃並みの返済額で家が買える」ということを刷り込んで帰宅させれば, 下拵えはいい感じです.
おうちに帰って, 脳内のお花畑に夢のマイホームを建てて, 「支払いは今の家賃と同等」と皮算用をして, 熟成肉に一歩ずつ近づいていきます.
2回目の見学に行くと, もはや調理してくださいと言っているようなもので, そこで管理費・修繕積立を教えられ,
+2〜3万円の負担も「昇給すれば大丈夫ですよ!!!」と根拠のない説得を簡単に受け入れます.
3回目の見学で契約
家賃と同等の支払額に「管理費・修繕積立」, 「固定資産税・都市計画税」が加わり,
ネギを背負ったカモは火炙りになり, セールスマンが美味しくいただくことになります.
住宅ローンの支払いシュミレーションはSBIネット銀行でできます.
クリックするとSBIネット銀行に飛びます
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/simulation/
借入金額 3,000万円
借入期間 35年
金利 0.5%
返済方法 元利均等
あとは適当に打ち込むと毎月の返済額は「¥77,875」
(金利0.6%だと¥79,208)
もちろん低金利がこのまま継続する保証はありませんが, 3,000万円の物件の35年フルローンは月8万円の支払いになります.
3,000万円の物件ですと管理費と修繕積立費は大体月¥20,000
固定資産税・都市計画税は年間¥100,000
合わせると毎月の支払いは10万円となり, 年間120万円, 固定資産税・都市計画税を加えると年間130万円といったところです.
駐車場代や火災保険は加えていません.
購入時の諸経費は引っ越し代も含めて200万と見積もってください.
すなわち, 200万円の現金が手元にあって, 年間130万円の支払いを35年間継続できるならば, マイホームを手に入れることができます.
ここでは3,000万円で記載しましたが, 私は4,500万円なら1.5倍, 6,000万円なら2倍で概算しています.
「年間○○円くらいの御負担ですね. お子さんもいて大変ですね.」
「やけに詳しいですね...金融関係にお勤めですか?」と返されます
・営業マンは「諸々の費用込みの家賃」と「マイホームの返済費用(諸々の費用を除く)」を並べて勧めてくる
・3,000万円の物件を35年フルローンで購入すると, おおよそ年間支払いは130万円
・希望物件の概算は3,000万円の場合の年間130万円をベースに比で計算する
・3,000万円の物件の購入時の諸費用はおおよそ200万円. 家電の新規購入も加えるとそれ以上
セールスマンがきまって聞いてくることが
「お勤め先はどこですか?」
「収入はおいくらですか?」
「ご予算はおいくらですか?」
「現在の家賃はおいくらですか?」
「勤め先, 収入, 予算」は住宅ローンを組めるか大事な要素.
これに「現在の家賃」というのを組み合わせて, 言葉巧み(?)にセールスを繰り広げてきます.
「家賃並みの返済額で家が買える」というのは嘘
家賃には以下の要素が含まれています・貸主(持ち主)の利益
・物件の返済
・管理費
・修繕積立費
・固定資産税&都市計画税
管理費は借主が支払っているかもしれませんが, 家賃には上記が含まれています.
対して, セールスマンの鉄板のセールストークである「家賃並みの返済額で家が買える」というのは
上記の「物件の返済」のみを意味します.
(Damienさんは「家賃並みの返済額で家が買える」とセールストークに思わずF wordを浴びせてしまいました)
そもそもマイホームという人生の中で最も高価な買い物をしようと決めて見学にくるのですから, 脳内はお花畑なネギを背負ったカモでしかありません.
1st contactで「家賃並みの返済額で家が買える」ということを刷り込んで帰宅させれば, 下拵えはいい感じです.
おうちに帰って, 脳内のお花畑に夢のマイホームを建てて, 「支払いは今の家賃と同等」と皮算用をして, 熟成肉に一歩ずつ近づいていきます.
2回目の見学に行くと, もはや調理してくださいと言っているようなもので, そこで管理費・修繕積立を教えられ,
+2〜3万円の負担も「昇給すれば大丈夫ですよ!!!」と根拠のない説得を簡単に受け入れます.
3回目の見学で契約
家賃と同等の支払額に「管理費・修繕積立」, 「固定資産税・都市計画税」が加わり,
ネギを背負ったカモは火炙りになり, セールスマンが美味しくいただくことになります.
3,000万円の物件の年間の支払額
東京でマンションは平均6,000万と言われますが, 3,000万円の物件のフルローンが説明しやすいので, 3,000万円のフルローンで記載します.住宅ローンの支払いシュミレーションはSBIネット銀行でできます.
クリックするとSBIネット銀行に飛びます
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/simulation/
借入金額 3,000万円
借入期間 35年
金利 0.5%
返済方法 元利均等
あとは適当に打ち込むと毎月の返済額は「¥77,875」
(金利0.6%だと¥79,208)
もちろん低金利がこのまま継続する保証はありませんが, 3,000万円の物件の35年フルローンは月8万円の支払いになります.
3,000万円の物件ですと管理費と修繕積立費は大体月¥20,000
固定資産税・都市計画税は年間¥100,000
合わせると毎月の支払いは10万円となり, 年間120万円, 固定資産税・都市計画税を加えると年間130万円といったところです.
駐車場代や火災保険は加えていません.
購入時の諸経費は引っ越し代も含めて200万と見積もってください.
すなわち, 200万円の現金が手元にあって, 年間130万円の支払いを35年間継続できるならば, マイホームを手に入れることができます.
ここでは3,000万円で記載しましたが, 私は4,500万円なら1.5倍, 6,000万円なら2倍で概算しています.
「年間○○円くらいの御負担ですね. お子さんもいて大変ですね.」
「やけに詳しいですね...金融関係にお勤めですか?」と返されます
TAKE HOME MESSAGE
・賃貸の家賃は物件の返済, 貸主の利益, 管理費, 修繕積立費, 固定資産税から成り立っている・営業マンは「諸々の費用込みの家賃」と「マイホームの返済費用(諸々の費用を除く)」を並べて勧めてくる
・3,000万円の物件を35年フルローンで購入すると, おおよそ年間支払いは130万円
・希望物件の概算は3,000万円の場合の年間130万円をベースに比で計算する
・3,000万円の物件の購入時の諸費用はおおよそ200万円. 家電の新規購入も加えるとそれ以上
コメント
コメントを投稿